
どうなるでしょうか。私達の電気自動車 日産リーフ!
日産やトヨタ・ホンダが水素ステーションの整備推進を合意したとニュースが出ました。
詳しくはこちら
これで電気自動車のリーフはおわりなのでしょうか?
私達の不安はそこにあります。
トヨタ・日産自・ホンダ、水素ステーションの整備促進支援で合意
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL12HAV_S5A210C1000000/
しかし、否定的な意見もあります。
燃料電池車は“愚か”な選択…米メディア批判 トヨタら3社の水素ステーション整備受け
http://newsphere.jp/business/20150213-2/
ウォール・ストリート・ジャーナルで、このような記事が掲載されました。
テスラ自動車のイーロン・マスク氏も同様に愚かとこき下ろしています。
よく考えればわかることですが、ハイブリッド自動車と同じく、FCV(水素自動車)は完全な電気自動車になるまでのつなぎの技術でしかありません。
日本の電気自動車用充電インフラをここまで整えられたのは
・国の補助金による後押し 1000億円にも及ぶ補正予算で充電インフラを補助した
・設置の手軽さ 電気がきていれば簡単に設置ができる
・設置コストのやすさ 300万円ほどで設置できる。
これらにより、いま急速に充電インフラの設置がはじまっており、すでにいたるところにあります。
FCVのメリットは、1回の水素チャージで600Km走るとTVではいっていますが、重大な欠点を言っていません。
それは、現在水素補充設備がほとんどないこと、
1箇所設置に4-5億円ほどかること
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77287560Z10C14A9000000/
水素は水から電気分解ではなく、石油 または天然ガスから分離して作られること
特に一番最後は重大な欠点で、全くエコではなく、二酸化炭素排出削減に貢献しておらず、わざわざガソリンから水素に乗り換えるメリットが全くないといわざるをえません。
電気は、火力発電所だけではなく、自然エネルギーの水力 風力 太陽光からでも作り出せます。
それらをエネルギーとして車を走らせられる電気自動車 (EV)
つまり、エネルギー元は問わないというメリットがある一方 水素自動車 FCVは、現時点で
水素の生産方法は化石燃料から創りだされます。
確か 今は・・今後は・・という意見がでるかもしれませんが、水素ステーションが
現在の充電インフラと同等程度までになるには、まだまだ時間がかかりそうです。
当然、電気自動車も走れる距離を伸ばしてきますし、EV 電気自動車最大の欠点である
走行できる距離が短い 充電に時間がかかるという点は、バッテリー大容量化にて
回避できる問題であり、あとはバッテリーコストの問題のみというところにきています。
今後5年間は おそらく トヨタのようなハイブリッドと EVとハイブリッドの間をとった
三菱アウトランダー そして 日産リーフのような純 EVがしのぎをけずっていくことでしょう。
今、リーフを考えている方も、FCV 水素自動車はまだまだ高いですから
現実的に購入できる リーフを選択肢て5~7年ぐらい様子をみてもよいかもしれませんね。