
先日 電気自動車(EV)「リーフ」交換用バッテリー販売開始 (leaf)として、題しましたが、なんと5年10万キロの保証は
新品交換ではなく、やはり修理だった!
リーフには5年10万キロ保証 で バッテリー保証がついているというのはよく知られていると思いますが、
その内容まではどのようなものか知っている人は少ないと思います。
100%電気自動車「日産リーフ」のバッテリー容量保証を開始
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130607-01-j.html
一言もも9セグに戻すとはいっておらず、
「日産が無償でバッテリーを修理または交換するというものです」
という言い回し。
これじゃ、交換=新品 と誤解しちゃいますよね。
修理=セル交換 交換=全交換新品と錯誤しかねない!!!。
で、今、カタログをもっているひとは、カタログ19ページをみてください。
下記の通りに記載されています。
「本保証は正常な使用条件下において新車登録から5年間または走行距離100,000kmまでのどちらか早い方において、
ツインデジタルメーターのリチウムイオンバッテリー容量計(P25をご覧ください)が9セグメントを割り込んだ
場合に、修理や部品交換を行い9セグメント以上へ復帰することを保証しています。」
9セグメント割り込む=(=8セグメントになる)
ということですが、これを、ディーラで確認したところ
「よくわからない。新品なのかもしれない・・し、もしかしたらセル交換かもしれない」
と歯切れの悪い回答。
しかたないので 日産のカスタマーセンターに電話してみたところ、
書いてある通りで、バッテリー保証で受けられる修理はセグメントの表示を9以上にする
ということだそうです。
つまり、8セグを9セグにするだけってことなので、セル交換ですね。・・・
もしかしたら、ソフトウェアをチョコチョコっといじるのか?
leaf spyをもっていればわかりますが、
バッテリー健康度を表すSOCは8セグになるタイミングは66.25です。
つまり、66%を容量保証の水準は72.5%に戻すと言っているだけです。
もし、新品のバッテリーが欲しい場合は、以下のアメリカの発表の通り日本でも新品販売される可能性もあるので
こちらが検討されることになります。
ちょっと考えさせられる内容ですね。